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開業4周年を迎えました!WA-plusがクリエイティブにかける志


2020年7月1日、デザインオフィスWA-plusは開業4周年を迎えました。

たくさんのご縁に恵まれて、この一年間もさまざまな活動をさせていただけたことに感謝しています。ありがとうございました!

 

あっという間に過ぎていく毎日ですが、どんなときも初心を忘れることのないようWA-plusがクリエイティブにかける志を書き記しておこうと思います。

WA-plusは、日本文化の継承と発展のために活動をしています。先人たちがつないでくれたものを、わたしたちの世代で絶やすことなく、未来につないでいく活動です。その方法はたくさんありますが、わたしの場合は、わたしが好きなことやできることを掛け合わせた結果、デザインをはじめとするクリエイティブの力を生かすという方法にたどり着きました。

具体的には、いわゆる伝統的な「日本文化」に、国内外のトレンドなどの「現代のデザイン」を加え、「新たな日本らしいデザイン」を生み出すことです。新たな日本らしいデザインは、移り変わる時代のなかで見えなくなってしまっていた、衣食住、産業や芸能、歴史的遺産など「日本のアイデンティティ」の存在に、気付く、知る、惚れるキッカケもたらすと考えています。

そして、WA-plusのクリエイティブにおいて最も大切にしていることは守破離です。特に「守=モノコトのありのままの姿を学ぶ」ということに重点を置いています。本質をしっかり理解していればこそ、過去から未来へと芯の通った表現ができるのです。

 

振り返れば、開業した当初、わたしはただのデザイナー(なにかしらのデザインソフトが使える人)でしかありませんでした。新たな日本らしいデザインとはかけ離れた作業ばかりをしていたような記憶があります。

3年目には、どんなデザインがしたいか、クリエイティブにかける志を口にし始めたからか、和のデザインが得意なデザイナーという認知を広げつつありました。ただ、和風・古風なデザインをするデザイナーだと勘違いされていた時期が長く続きました。

でも、ようやくここ最近、わたしとおなじ志を持つ方や、わたしの志に共鳴して協力してくれる方に出会えたことで、目指していたカタチでクリエイティブの力を発揮できつつあります。

改めて、この時代に生きる日本人として、国を想い、人を想い、生きていこうと思います。(幕末期の大河ドラマの見すぎかもしれない。笑)

 

知識・技術・経験ともにまだまだですが、日々精進していきます。これからも、デザインオフィスWA-plusをよろしくお願いいたします!